こんばんは。オリハシです。
今日は服の話から外れまして。。。
この人の本をけっこう読んだんです、この一年くらい。
で、この「フリーター、家を買う。」もやっぱりおもしろかったわけです。TV でもやったんですね、知りませんでした^^;
まぁ、ちょっと漫画っぽくて、え?その展開で恋愛に持っていくか?!っていう突っ込みもいれつつなんですが。
解説が。
重松清さんの解説が良かったんです。
有川さんは「心意気」を描く作家なのだ、と。
なるほどね、とヒザを打つわけ。「県庁おもてなし課」も「3匹のおっさん」もそういやそうだよね。と。
そして、有川さん流の「心意気」のテイストに最も近い言葉は「一寸の虫にも五分の魂」ではないか。重松さんはそうたたみかける。
そうだ。それぞれの存在は決して大きなものではない。社会的・世間的に強い力を持っていたり高い地位にいたりする人は、有川さんの作品にはほとんど出てこない。
小さな存在。
けれど誰もが、それぞれの場所でそれぞれの役目を一所懸命に果たそうと生き、小さな誇りを持ち、小さな夢を持ち、小さな意地を持って、身の丈いっぱいの「心意気」を見せる。
体の半分が魂なのだ。
すごいよね。
ボクはね、不器用でもそういう人に感動するんだ。
小利口でそつなくこなしても魂のない人には共感しない。
ってなんでこんなこと書いてるかっていうと・・・
今日の読売新聞、「商店街ルネサンス」というコーナーにちょこっと出てるんです。
名前のあとに(40)ってつくのを見たらさ、自分でもちょっと不思議な感覚におそわれちゃったわけ。
え?これオレのこと?って(笑)
実感あるようなないような。。。
ははは。
いろいろ悩むことはたくさんあって、自分も変わったなって思うことももちろんたくさんあるんだけどね。
やっぱり変わってないんだなって思う。「心意気」は。
26歳で継いだときから気持ちはあまりにそのまんまなんだなって。
逆にあまりにガキのまんま40になっちゃったんじゃないかって怖いくらい。
でもいいさ。
心意気で見せるよ。
今夜は動画撮る!(笑)