オリハシです。
一昨日の【こすぎナイトキャンパス読書会 in nakool】に参加された皆様、お疲れ様でした。そして、ご静聴ありがとうございました。やってる本人が一番楽しんでしまったみたいです。
そう、こういうの好きなんだよね。じゃなきゃ毎週、動画せっせとアップしないでしょ。
たまたま「できれば服にお金と時間を使いたくないひとのための一生使える服選びの法則」を読んでる最中にナクーリストであるT松氏からお声掛けして頂いて実現に至りました。
偶然というか、タイミングとは恐ろしいもんです。
オリハシが以前のアパレルメーカーを退職して、独立した時は「専門店は個性だ!」みたいなことをたくさん言われてね。もちろん、僕自身もそう思ってやってきたし、10人のうち1人か2人に強烈に気に入って貰えれば、小さい商売だとしても伸ばしていけるはず。と思ってやってきたのよ。
で、実際、伸ばしたの。ありがたいことにね。みんな、ありがとね。
でもね、あ、このやり方だけじゃダメだ。って思うようになった。もう少し違う角度から個性を出していかなきゃと。
シンプルなアイテムを組み合わせるとか、普通の人のカジュアルなファッションっていうのをずいぶん長い間、放置してきちゃったなぁ。って。2000年以降、ユニクロの台頭があったからね、そっちにお任せできちゃった感があるなぁって。
2011年過ぎからattack the mind 7 / SANDBLASTER / 9200を取扱だしてから、これはもう1度、普通の人への強力な提案をしなきゃって!
で、パーソナルスタイリストさんがどんな勧め方をしてるのか探ってみたくてこの本を読んでみたんだよね。
そしたら、やっぱりというか、想像通りというか、「あ、自分ならここを変えて提案できるな」とかアイデアがでてね。
一昨日、お話したことは「大人の普通のファッション」をオリハシなりに再構築した感じです。
以下、レジュメです。
1)「大人の普通のファッション」とは?
・ベーシックであること
・自然であること
・清潔感があること
・シンプルであること
→結局は「ジャケット+シャツ+パンツ」ですよ。これが基本中の基本。
「いつもビジネスでシャツを着てるから休暇くらいはシャツを着たくない」
→大人のカジュアルにTシャツはコーディネートできないのか?ニットTシャツを取り入れたい。
2)服選びの7割はサイズで決まる
・サイズ感、シルエット
鉄則→楽だからと言ってオーバーサイズのものを選ばない。
なぜなら→フィットしたからと言って窮屈であるとは限らないから→ストレッチ、ニット製品の台頭→フィットしてもリラックスできる
→パンツのシルエットをいじるだけで雰囲気が変わってくる。
ここからはオリハシがもう20年くらい取り入れてるスタイリングするときのイメージのの話をしました。オリハシ・オリジナルです。20年くらいこれやってるので、たぶん一生使える「スタイリングの法則」です。
・「I型」・「▲型」
・トップスは「X型」
・「▼型」の時はシューズでボリュームを出す。
という話です。これは皆さん、「目から鱗だった!」と好評でしたね。オリハシブログを昔から読んでるかたにとっては「あ、あの話か」って理解出来ると思います。
3)ベーシックな服装に「無駄な装飾」は本当に無駄なのか?
シャツの選び方
→まずはシンプルで装飾がなく上質なシャツ→着心地・生地重視・織り地変化
→一見、無駄に見える装飾も相手の「視線の止まり木」として機能する。(これも相手に対する思いやりだったりする)
アクセント箇所:ボタン・ボタンホールの縫いしろ・シャツの下前・衿裏・袖裏
記録を残すために「動画」をとってあります。
1時間30分の動画でオリハシです(笑)20分に分割してあるそうです。少しずつアップしますので、皆様、お休み前にどうぞ。
着せ替えのマネキン役にNara氏にお手伝いして頂きました。
打ち上げは力こぶさんで。いやぁ。楽しかった。
オリハシに講演依頼したいかた、どーぞ。打ち上げ付きでお願いします。