今日は定休日のオリハシです。
ナクールが掲げる「他人の視線をデコレートする」という言葉は鷲田清一さんの著書からの引用です。
今、朝日新聞のコラム、鷲田氏の「折々のことば」がすごく好き。美しいな~と感じることばの数々。
先月ですが、2015年10月6日分から
You must get your living by loving
(ヘンリー・デイヴィッド・ソロー)livingにlovingを掛けて「愛することで生計を立てねばならない」と言っている。これを前後の脈絡から推して、「生計を立てるということは、利益に無関係に、骨身を惜しまないことなのです」と山口晃は訳す。真に豊かな生活は、生活のために自分の時間を「社会に売り渡して」しまわずに、自らが納得のゆく仕事をなすことで得られる。森に隠棲(いんせい)した思想家の「生き方の原則」から。
そう、「綺麗ごと」だ。そんなのわかってる。
綺麗ごとはうさんくさく聞こえるかもしれないけど、「綺麗ごと」がなければ、一体何のための人生かわからない。現実はシビアだ。どうにもならないことも多い。
でもそれでも尚、大事にしたいなにか。それが「綺麗ごと」だ。
自分の中に残った、たった一つの「綺麗ごと」が人生の価値観を作る。そう思うよ。
今、ナクールを支えてくれてるみんなのために無我夢中だ。