こんにちは。木曜日のオリハシです。
最近、人の着てる服を褒めたことありますか?
もうずいぶん前のことなんだけどさ、とある人のシャツを褒めたのよ。
そうしたら、ちょっとバツの悪い顔して「これ、ユニクロなんです」ってボソっと。
オレもね、とっさに「あ、ごめん、そうなんだ」って(笑)なんで謝ってるんだオレは…
そうなんだよ、今の時代、シンプルなものは褒めづらくなってきたよ。それ以来、自分も要注意してる。いや、いいよ。服なんて、いかに安く済ませるか?ってことに執着する輩にとっては歓迎すべき時代だ。
でも「なんかそれいいね!」って言いづらい時代になっちゃったよね。H&Mだったりしたら褒めるほうががっかりするし。言われる方もなんか歯がゆいよ。(若い世代にはこの感覚が理解できないかもしれないけど)
そうなると分かりやすいワッペンやブランドロゴを着たほうが見た目に分かりやすいんだよね。なにやらそのマークのダウンは流行っているのかしら?と。
でも、その分かりやすいワッペンやロゴは結局は、高品質ゆえにではなく、高価さゆえに珍重されるブランドだったりする。そして、それを買った人は、高品質なダウンを選ぶ鑑識眼の高さを強調すること以上に、高価なダウンを着て歩くことのできる経済力を内外に誇示しようとしてるだけだったりする。
だからモノを褒めるよりも、着方を褒めよう。っていうのがやっぱりファッション的なんだ。
それはおいておいてもだ。
ギリギリの利益率で流通していて、適正な価格で販売されている良心的な商品っていうのがなくなっていくような気がしてならない。極端に高いか、極端に安いかっていう・・・オレの大嫌いな世界だ。
中間っていうのはいかにもあいまいなゾーンなんだけど、そこにこそホントのリーゾナブルがあるんだよ。
ナクールの生きる道はなんと驚くなかれここだ。
難しい道だけど、理解して、共感してくれてるみんなに支えられてる。
この理解と共感っていうこともナクールにおける大人のカジュアルっていう言葉に含まれてるのだ。
じゃ、みんな、金、土、日、待ってますよ!