オリハシが似てると言われる有名人のひとり
中井貴一さん。光栄です。(こないだは藤井フミヤって言われた。。)
かなり若いときに言われたときはちょっとわからなかったんですね。自分では「そんなことないだろ」って。
で、しばらく20代、30代と言われなくなってって。40歳過ぎたあたりからまた言われるようになったわけよ、で、今度はちょっと自分でもそういう部分もあるかもねって思うようになってた。なんか不思議(笑)
サラリーマンの昼飯を紹介する「サラメシ」(NHK)って番組、けっこう好きでたまに見るんだけどね。
そのインタビュー記事がちょっと良かったんだよね。
人間としての経験値は自分が年を重ねて「すごく大きい」と感じます。20代の頃、先輩にくってかかっていたことが、なんて愚かだったんだろうと思う。ですが、役者は経験より感性が大事。年をくって感性が衰えれば、それはもう駄目なんです。若くて経験がなくても、感性が豊かな人の方が、俺は役者としての価値があると思うので。年齢を増すほど磨かなければ、若さには勝てない気がしています
思うんだよね、年齢を増すほどに感性を磨かなくちゃって。確かに経験値が高まれば大きいものも多いんだけど、やっぱり感性だよね、ファッションは。じゃ、どうやって具体的に高めるのよって話だけどさ、一つだけ言えるのは「ドキドキするけど、めんどくさいかも?!」ってことから逃げないでやってみるって大事かなって。そういうことに億劫になっちゃいけないよなって。自分自身、意識するようにしてる。
逆に経験値が上がるだけいいこともあるって中井貴一さんは提示してます。
例の「折々の言葉」から
涙もろくなった人が、「年取ったからかなあ」とよく言うけれど、「経験値が上がったからかな」って言うべきだ
中井貴一
場数を踏んでいるというのはそれだけ悔しい思いを重ねてきたということ。もちろん成功に酔った経験も数々あろうが、それ以上に痛い経験をくり返してきたはず。だから諭す前にそっと耳を傾けられるし、不遇な環境にある人への想像も深くなる。NHK「SWITCHインタビュー達人達(たち)」(昨年1月31日放送)での俳優の発言。(鷲田清一)
経験値が上がったからの優しさってわかるな。
そうだよね。
経験値を上げつつ、感性を磨き続けたい。