オリハシです。
ナクーリストの堅田シェフがFacebookで僕のことを書いてくれたのでみんなにも読んでほしいなぁーって思ってね。「あ、わかるわかる」って思う人もいるでしょう。
なんだか、照れくさいけど、「かかりつけスタイリスト」について思うことがあるので全文紹介!
かかりつけ医を持つという考え方があります。
自律神経研究の権威、小林弘幸さんの本の中にも書かれていました。
さて、
かかりつけスタイリストを持つという考え方は、僕の考え方です。
折橋さんとの出会いは、東京修行時代からでして、いつも買いに行っていました。
なんでしょうねー。
お話してるとですね。
鏡の前にたつとですね。
こう、ウットリしたんですよ。
この服かっこいいな。
僕も??かっこよく見えるかもって。
いつも、折橋さんに「オススメで」というと、なんかゴソゴソと出してきて、これは僕には不釣り合いかなぁと不安になって、似合う服は、今回こそは見つからないかもと思いつつ、再度、こんなのはないですかというと。
なんか出てくるんですよ。
めちゃくちゃ、たくさん服がずらーとおいてあるお店ではないんですよ。
武蔵小杉の商店街のビルディングの一角にあるショップですから。
いつも、自分が、グッドと思う服を、出してくるんですよ。
ええ、そんなのあるんだ。
そうくるんだと。
なんか、その技が100%決まるんでね。
さすがでね。
折橋ドクターが僕のかかりつけ医なんです。
ずっと。
今は、Facebookで画像を送ってもらい、こんなのないですか?と、聞き、また送ってもらい、一晩考えて、画像を見て、そして、また聞いて、。。
これがなかなか楽しいんですよね。
僕のかかりつけスタイリストさんは、僕の似合う服とサイズを知っていて、そして、経営していて、忙しい隙間に、対応してもらい、送ってもらい、決済をする。
そして、届いた品物をワクワクしながらあける。
こんな合理的なことはないですね。
これはオススメです。
大手アパレルにはない、個人ショップさんにしかできないことです。
まずは、一度、武蔵小杉のナクールに行ってみてください。
折橋さんはお酒が好きな人ですから、なんかおしゃべりもお上手なんです。
奥様もなんかいい感じですよ。
たまたま出くわしたら、お話してください。
さあ、みなさんもナクーリストに!
人間の認知能力には体力があって、その認知能力が疲れて欠乏してくると視野が狭くなり、目の前のことしか考えられなくなるってなんかの本に書いてあります。分かりますよね?仕事が超忙しい時って、そうなりがち。
あまりに自分で決定しなければ多いと判断できなくなっちゃうことってないですか?そういう体力って年齢を重ねるとね、へばってくるわけよ。だからオリハシもね、これ以上は仕事は広げない、やらないぞ!っていう幅を決めてるのよ。本当にやらなきゃいけないことにフォーカスするために。
だから余裕を作り、認知的負荷を減らすべきだと。
日々の服装だって「何を着るか?」って一生懸命考えるのって苦痛でしょ?
スティーブ・ジョブズが同じ黒いタートルネックを何枚も持ってて、とかオバマや、ザッカーバーグが、毎日同じ服を着るのはそういう意志決定量を少なくしているからだと。なるほどだよね。
もちろん、本当は選ぶこと自体が買い物の楽しさだし、自分でセレクトして失敗しながらコーディネートするのがファッションの楽しさだったりするんだけどさ。
「そのプロセスはある程度、お任せするよ!コーデの指示もオリハシさんが出してください。」っていう人のほうが多いってことがこの商売を長くやってるとわかってくる。
ていうか、いろんな店で熱心に服を買い回る洋服馬鹿(皮肉めいて「ファッションエリート」とか呼ばれちゃう輩)よりも、オリハシさんから買うとなんか楽しいし、みんなに褒められるし、ラクだから!っていう人にナクールは指示されてるのよね。
みんな、いろんなことに忙しいのだ。(めんどくさいって言う人はウチにこない)
忙しくて買い回ることはしないけど、服装についてまだ諦めたくない(もう一花咲かせるぞ^^ 的なおじさまもいるけど)
そういう人のドクターになってるんだな。おれは。
そう考えると自分の責任の大きさを感じずにはいられないよね。
オリハシの提案する服を纏い、鏡の前にたつみんな。その顔を笑顔にするためにできることをすべてやらなきゃいけないよな。
サイズが問題で諦めていた人たちへ、
最近の店頭でのセレクトを体感して欲しいな。
いかにオリハシが心を入れ替えたのか理解出来るかと。