はい、木曜日のオリハシです。
最近、観た映画シリーズいこうか。
そうそう、あのね、中年になってきてさ思うんだけど、人と話してて面白い人、つまんない人っているじゃない?
話し方っていうのももちろんあるんだけど、やっぱり本をたくさん読んでる人は話が興味深いし、その人らしさがいい意味でわかるよね。映画もそうよ。たくさん観てて、自分なりに解釈してる人って面白いし、興味深い。
ノリと声がデカイだけじゃ、若い頃と同じだから。40代、気を付けようぜ。
せっかくナクールで買い物してるんだから、ファッションだけじゃなくて、好奇心っていうものをファッションを中心としながらも携え続けてる大人になりたよな。
って言ってるわりにキッズが満載の「がんばれ!ベアーズ」を紹介。これ、まだ洟垂れのころに観たけど、大人になって観てみて、なんとおもしろ映画だったのか!と再確認。
監督が「まぁ、早く小切手くれよ(チームの月謝)」的なドランカーなんだけどさ、
「支払のことは子供の前でしてくれるなよ!」と親が監督を一喝するのよね。これはつまり、「金の話は子供の前でするなって」
日本人だけが、お金の話をしたがらないっていうのはある種のすり込みかな!お金は不浄とまでな言わないよ、だけど、この感覚は日本人だけのものではないのだ。強いて言えば大人のたしなみではなかろうか?と。少なくとも70年代のアメリカの中産階級の親にはこういう感覚があった。というね、そんな想像。
あとさ、監督が元奥さんの連れ子?の女の子(めちゃめちゃピッチャーのセンスがいい!)がピッチャーとしてベアーズに入って活躍するんだけど、その子が「入ってあげるよ」という見返りに求めたのがジーンズ!しかも「インポートのジーンズがいい!」と懇願!なんと!!そして、酔っぱらい監督はこう答える「インポートものは高いだろ!(勘弁してよ)」と。
もうオリハシなんかソファからひっくり返っちゃうよ。
これ、70年代中盤のアメリカ西海岸の話!いったいどこの国のジーンズがティーンネイジャーの心を掴んでいたのか?!ってさ。
君たちはリーバイスラブじゃないのか?!と(笑)
いやぁ、いろいろ面白いでしょ?
もういっちょ昔の名作。
ランブルフィッシュも観た!
これも若かりし頃観た印象とはぜんぜん違った。ミッキーロークがかっこいいのはよくわかるなー半袖のニットを着てるんだけど、これが素晴らしくかっこよかった。今、着てもバッチリ。
ちなみにあのマトリックスのモーフィアス役、ローレンス・フィッシュバーンの若かりしころが出演してんのよね。
そして、
よく見ると、やっぱりみんなどこのデニム穿いてるのかよくわからない。
過去の映画も本当におもしろい。過去から何を今に取り出し、学び、活かすのか?
そんな視点で観ることも多いんだけど、まぁ、そんなにうまくはなかなかいかないわぁ。
でもやっぱりさ、経験したら自分が少し変わるような、そんな本を読みたいし、映画も観たい。
服だってそうだ。