オリハシです。
NIKKEI STYLEで古舘伊知郎さんが装いについて語ってる記事がなかなか良かったので紹介。こういうの語らせたらやっぱりいいよね、そうだって思うもの。
【装いは「人生の決算報告書」、心見透かす「内視鏡」】
いいところ引用します。
古舘さんにとってファッションとは何でしょう。
「うーん、内視鏡ですね。なぜかというと、その日の自分の気分が出る。落ち込んでいるときはファッションに出る。如実に出ますね」
「いい年をしたら、ファッションは人生の決算報告書でしょう。出ますよ、それまでの生き方や経験の良いも悪いも。こんなふうに意識するようになったのは、40代の頃からですね。結果的に良いも悪いもすべて出る。繕って、二重帳簿を作っていても絶対ばれちゃいます。まあ、ファッションは要素がとても多いから、正確には連結決算書になりますね」
僕はね、思うんだけど、その日の気分を調整することが出来るのがファッションなのよ。
気分がそのままでちゃうって、まだ流されていて、自分をコントロールできてないじゃない?自分の心をチューニングできなかったらファッションじゃないのよ、僕にとって、だけど。
もちろん、人によっては毎日、同じ服を纏うとこで心を一定に保つ人もいるけどね。
僕はどちらかと言えば服と遊ぶことで調整服としての役割を服に与えてほしいなぁーと。まるでサプリメントのように。
で、
もっと大局的に見れば。やっぱりそれまでの人生、生き方、経験の良いも悪いも、でちゃうよなーっていうのが不思議だけどファッションなんだよね。
取り繕っても、追いつけない熟し(こなしと読む)がでるんだと思うわけ。
たとえば、パーソナルスタイリストを抱えて、急にお洒落しても、それまでの累積された熟しの経験がね、追いつかないよなーって思う。そこそこまではいけるけどね。
見る人が見たら絶対にばれるっていう。
それがファッションってものだろうなぁ。
さぁ、明日からナクールは30日まで連続営業です!今年、まだナクールに行ってなかった!オリハシの顔を見てなかった!というかた、お待ちしてますよ。