オリハシです。
これもナクールに通うすべての皆さんにオススメしたいスウェットシャツ。ドメスティックブランド【Audience】からのセレクトで、made in Tokyo 印で登場です。
・吊編裏毛 ガゼットカットオフ ビック9分袖TEE ¥7600+tax
吊り編み機という特殊な編み機で作られた生地です。この編み機はヨーロッパから伝えられた旧式丸編み機で、生産性の低さや高いコストの為、今では世界でも日本の和歌山で僅かを残すのみの希少な編み機なのです!
文字通り生地を吊って、その重みによって生地を編んでいく編み方の事で、糸に余分なテンションを掛けず、ゆっくりと丁寧に編み立てる事で糸そのものの自然な風合い、柔らかでふっくらとした生地となります。是非、素肌に直接着て堪能していただきたいですね!
Vガゼットの付いたクルーネック。チャンピオンのリバースウィーブをモチーフにしていますが、ネックの感じはより洗練された仕様で、内側には伸びないようにスレキテープを這わせています。袖周りもチャンピオンよりスッキリみせつつ、ゆったりシルエットが様になるデザインです。うまいっ! 上手です。
袖は9分丈でカットオフ仕様になっています。
表の天竺には、30番手の糸を、裏のループには10番手の太い糸を使用し、アパレル業界では通常30/10(さんまるとおばん)裏毛と呼ばれています。
数字が大きいほど薄くなっていきますが、30/10裏毛は、適度な厚さと柔らかさを併せもった一年中活躍してくれるスウェット素材の代表格です。
非常にゆっくりと丁寧に、今のあくせく効率を求める時代とは、正反対の生産性のスウェット生地。その和歌山県で編み立てられた生地を東京は江戸川区の縫製工場で生産しているのがこのスウェットシャツです。
大人になれば、人生においてスウェットシャツを何枚も購入することはないと思います。上質な1枚を手に入れようじゃないですか!
メイドイン東京のスウェットシャツを!是非!!7600円税別