オリハシです。
ショート丈でフードが付いていないブルゾンってうと、意外に難問だったりして、MA-1のカタチはすでに持ってるし・・・と迷っている大人なメンズにオススメなのが、G9タイプブルゾンです。(G9については先日もブログでも言及しました【ジャンパーの原型とも言われるG9】)
昨年に引き続き、ドメスティックブランド【Audience】が企画したものです。素材はVENTILEのよりカジュアル版で再登場!動画でどうぞ。
・VENTILE GEAR Chino Cloth Set-in G9 Blouson Chino Beige
肩周りは前回のG9(バラクーダ)モデルのラグラン仕様から、セットインに変更しました。ただし、アームホールは広めに取ってあるので、ラグラン同様に肩周り、二の腕のしっかりとされた大人の方達にも着易いシルエットになっています!!中に少し厚めなフーディーをコーディネートしても腕周りがもたつきません。
ベージュ×レッドも綺麗な色使いで見せると、大人感出ます。
首元の風の侵入を防ぐ、ドッグイヤー(犬の耳に似た衿)は綺麗なシルエットで再現されているので、立たせて着るのがいいですかね。片方はたてて、片方は少し寝かせて、スタンドカラーの内側の別布を見せる感じも個人的に好き。
素材の「ベンタイル」は綿の糸を限界まで打ち込み、織り機の密度を限界以上に上げて織った高密度生地です。最大の特徴は防水性・防風性・浸透性の3つ。
水分を吸収しやすいコットンですが、水の分子が糸と糸の隙間を通れないほどに最高密度で織り上げているので、水を通さず防水性に優れています。同じ理由で強風が吹いても、隙間風のようなものは感じないのです。しかし!中からの蒸気はしっかりと外に逃すようになっているので、熱がこもり過ぎることなく、快適な着心地を実現するのです。
元々、ベンタイルはイギリス空軍のパイロットのために開発された生地でしたが、現在は「VENTILE」生地は、ダイワボウ(大和紡株式会社)が長年の研究によって開発した「made in JAPAN」の超高密度織物なのです。
今回、使われたVENTILE GEAR(ベンタイルギア)はベンタイルの超高密度によるハリコシを保ちながら、通気性をより一層高めた生地です。よりカジュアルな生活シーンにマッチしたソフトでナチュラル感あふれる素材です!
春先から梅雨時期、秋口も!大活躍の1枚になるはずです。
オススメ!