Styling log

12月最終週のスタイリングアイデア

オリハシです。

12月31日!大晦日。ナクールは今日から休暇に入っています。年明けは3日(水)から営業します。しばしの休憩。

今日は年内最後のオリスタにしておきます。25日(水)から昨日、30日(月)までのコーディネートです。このブログ読者皆様の少しでも参考になれば、と思って続けています。

では、2024年ラストいきます。
12/25(水)
最高気温11℃、最低気温4℃
クリスマスコーデ。

12/26(木)
最高気温13℃、最低気温5℃
木曜日ですが営業しました。空振りにならず良かった^^;

12/27(金)
最高気温11℃、最低気温5℃
きれいめミリタリーコートスタイル

12/28(土)
最高気温10℃、最低気温3℃
キルティングブルゾン。重ね着で充分対応できます。

12/29(日)
最高気温12℃、最低気温3℃、
Pコート×チェックパンツ、子供っぽくならないようなサイズ感とチェック柄のセレクト。
モックネックカットソーは3色あります

12/30(月)
最高気温10℃、最低気温1℃の予想。
ストライプバンドカラーシャツにダウンベストをレイヤード。

2024年、思い出の1着。グリーンのダッフルコートです。ブランドはLONDON TRADITION。

実は今年、私がナクールを継ぐことになった年、1999年からずーーーーっとナクールに通い続けてくれていた御方との悲しい別れがありました。ほぼ毎月、通ってもらっていたように思います。

「オリハシ君のおかげで若々しくいられるよ」おそらく周囲のご友人達から言われていたんだと思います。あの嬉しそうな表情を私は生涯忘れないでしょう。

私が継いだ当初、その御方に「本当にナクールをやりたいと思っていたのか?致し方なく継いだのでは?」というようなことを聞かれたことがあります。私は力強く即答しました「ずっとナクールをやりたいと思っていました!」と。
その日を境に何があろうと、応援され続けたと思っています。

前ナクールの閉店、そして仮店舗への移転があろうが、リニューアルオープンしたあとはリーマンショックがあろうが、東日本大震災があろうが、コロナ禍があろうが、ペースを乱さず通いつづけてもらいました。

自分の懇意にしているお店とのつきあい方のようなものを私はその御方から学びました。
そう、とても「粋な人」でした。

本当に本当に感謝の言葉しかありません。
思えば「いただいた気持ち」のお返しは何一つできなかったように感じます。

どうかこれからのナクールも上から見守っていてください。
私の行動、生き方においてこのご恩を返していこう、そう思っています。

「男のコートは5万はするもんだ!」
プライスタグをひっくり返してそういい放ったこのコートをその御方は購入されました。
奇しくも私とお揃いになりました。このグリーンのダッフルコートです。

Yさん、いや、Tじさん、本当に本当にありがとうございました。痛みのない世界でゆっくり休んでください。今頃、上で先代ナクール社長と一杯やっていてくれたら嬉しいな。

来年の4月からは私のナクール人生も27年目に入ります。先代社長がナクールをやった期間、26年間というものを超えていくことになります。

続けた年数ではなく、内容でも超え続けること。それもまだまだ諦めたわけではありません。

まだまだ先は長く険しいでしょう。

気持ちが沈んだときは、このグリーンのダッフルコートを纏い、自分に気合いを入れるときです。

自分の大切な誰かとの思い出になるような服!その服を見れば誰かを思い出す。

皆さん、一人一人にとって、そんな服がナクールで出会えますように!

それでは!よいお年をお迎えください。

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新丸子の写真館「写真道場」さんとのコラボレーション企画、CRS活動としての洋服ポスト・・・etc

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アメリカ留学中、ナクールのファッションがきっかけで話しかけられたり、カッコイイ服!と褒められたりして、貴重なコミュニケーションの道具の一つになっていました。 おかげで、卒業間際には、the coolest international student(最もカッコイイ?留学生)の受賞も...
東京都、40代、外資系マーケティング部勤務、O様